Cryptobiosis of Annatto60

アナトー・シキソのクリプトビオシス

氷河期の木と草

氷河期の真っ最中(二十万年から一万年前)は、地球の陸地の大部分は草原に覆われていた。高山や局地を覆う万年雪の中に水がどんどん閉じ込められて行くにつれ、海水面が下がり、気候は乾燥し、多雨林は小地域に縮まり、サバンナがそれに取って代わった。北では干ばつのために、体全体の9割が地上にある木々は枯れてしまったが、9割が土中にある草は恩恵を受けた。
(マット・リドレー『徳の起源』p150)