Cryptobiosis of Annatto60

アナトー・シキソのクリプトビオシス

「聖なる果実」の柑橘類

ミカン科の果物(柑橘類)は、インドのアッサムで生まれてこのかた3千万年の間、その進化の過程で、他の果樹にはとてもマネのできない”処女生殖”を続けてきました。男性(花粉)を受け付けることなく、胚(芽)を持って種子をつくるので、神のいたずらというべき突然変異がない限り、播種によって太古の母なる品種を今に持ち続ける”聖なる果実”といえるでしょう。
(天野秀二・鈴木良助著『フルーツ・ウォッチング』 P28)