Cryptobiosis of Annatto60

アナトー・シキソのクリプトビオシス

骨に含まれるストロンチウムで分かること

最近、縄文時代の人骨の中に入っているストロンチウムを分析することで、その人が元からその場所にいたのか、それとも外(よそ)からやって来たのかが分かるようになってきた。ストロンチウムは子供の時には歯に堆積する。歯(永久歯)は子供の頃生えそろって、それ以降は更新されない。一方、骨は成人後も10年くらいで入れ替わる。つまり、遺跡から発見された人骨には、その人が死ぬ前10年間のストロンチウムが残っている。そこで、骨に含まれているストロンチウム同位体比と、歯に含まれているストロンチウム同位体比を調べることで、その人が、ずっとその場所で暮らしていたのか、それとも、後になってよそからやってきたのかが分かる、という仕組み。
NHKラジオ)